なぜtoricoは閉店したのか?

こんにちは

今日のブログは長いです!

でも飲食店に挑戦したい!
って人にはそこそこ学びになるかと思います( ͡° ͜ʖ ͡°)

他人の振り見て我が振り直せですww

では、いきます

株式会社ブレイスとして初の飲食店

ワインバルtorico

けっこう自信満々でオープンしたのに

たった1年5ヶ月で撤退、、、

正直言えば悔しい

『コロナで今は厳しいから英断だと思うよ!』
とか皆様には言ってもらえますが、、、

違うんです

断言できる

コロナのせいではない

もしコロナがなくても撤退してたと思いますm(__)m

完全に飲食店経営を甘く見てた自分の責任、、、

ぶっちゃけもっと簡単だと思ってた

サクッと人気店にする自信があったんです( ̄∀ ̄)

いや、美容室で成功したオーナーが調子に乗って飲食店に手を出して失敗するってのは、昔から美容室オーナーあるあるなんですよ

でもそれは昔の話だと思ってた!

だって今は美容室25万軒で完全なレッドオーシャンビジネスな上に少子高齢化でスタッフの確保も難しい

昔とは違い美容室経営にはそれなりに経営スキルが必要な時代なんですよね

そんな中で順調に右肩上がりで成長してきた株式会社ブレイスの社長である俺ならいける!
って本気で思ってました笑笑

オープンする前に相談してた飲食店先輩オーナーさんがtoricoの物件を見て
『うーん、やめた方がいいかも。クローズキッチンだし家賃高いし黒字にするの大変だと思うよ』
と、アドバイスくれたんだけど、、、

自信たっぷりの僕はその時なんて思ったと思います??

『普通の人ならね』
って思いました、、、

普通の人なら無理だろうけど俺ならいける

俺は普通の人ではない!

マジでそう思ってたんです( ̄∇ ̄)

いや、だって美容師で磨いた接客スキルがあるし、食も酒も大好きで色々な繁盛店を見てきた。
財務だってそこそこ詳しいし、会社の財務状況も良い!
それでいて飲み仲間だって多いし、千葉市で5店舗ドミナント出店してるから各店舗のお客様を送客出来る

どうですか?

普通の人ですか??

むしろ失敗するイメージつきます??笑笑

いやぁ〜1ミリも失敗するイメージなかった、、、

完全になめてましたね

飲食店オーナーの皆様

本当に
すいませんでした!

m(__)m

きっとムカついたでしょうね、、、

『美容室でちょっと成功してるからって飲食店にまで手を伸ばしてきやがった!そんなに甘くねぇぞ!!なめんなよ!!』

って思ってたでしょう??

そんな雰囲気でtoricoに飲みに来た飲食店オーナーさん沢山いたもんなぁ〜(遠い目)

人の考えてる事や感じてる事を、表情や態度から察するのだけは美容師なんで得意なんです

だからしっかり伝わってきてましたよ^ ^

飲食なめんなよ!って^ ^

むしろそれが反骨精神みたいな感じで、頑張るガソリンでもあったかな。

俺は負けねぇーー!って。

でも結果的には閉店です

挑戦して負けたんです僕は

だから素直に負けを認めないと次がないので今日は
『なぜtoricoは閉店したのか?』
を自己分析してみます^ ^

飲食店を出そうとしてる調子に乗ってる美容室オーナーにはとても学びになる内容かと!笑笑
↓↓

1・ワインよりハイボール

2・クローズキッチン

3・接客の難しさ

4・予想外

5・もったいない

1つずつ紐解いてみます!

1・ワインよりハイボール

何を隠そう、以前からワインよりダントツでハイボールの方が好きでした、、、
ってかワインは全く詳しくなかったです

そんな僕がなぜワインバルにしたのか?

ただただ内装に合わせただけです、、、

売りに出てた時に内見して、この内装でオシャレな焼き鳥×ワインの店をやれば絶対に人気が出ると、、、

25〜35歳ぐらいの綺麗な女性達が焼き鳥片手にワインを美味しそうに飲んでワイワイしてる姿が目に浮かびました!

完全に浮かびました!笑笑

でも現実は、、、

約半年で1000万の赤字( ̄∇ ̄)

そして大赤字の真っ最中にスタッフ3名が同時退社

急遽やきとりは辞めてワインバルにプチリニューアル

この時はキツかったなぁ、、、

とにかく必死でした

美容スタッフも接客を覚えてくれて手伝ってくれた

もちろん先頭切ってフロアに立ちまくった

なんせ自分だけは人件費ゼロ円ですからね( ̄∇ ̄)

でもお客様は増えなかった、、、

そりゃそうです

自分を含めスタッフ全員がここ数ヶ月で覚えたワイン知識で接客してるんですもん

それはワイン好きなお客様にとっては誠実な接客とは言えない

今思えばお客様商売で大切な事を見失ってますね

m(__)m

そして2・クローズキッチン

これは本当にやってみてわかりました

もちろん最初からクローズよりオープンキッチンの居抜き物件がよかったけど、出てきた物件はクローズキッチンだったんです

でも内装がいい感じだからまぁいいか!
ってノリで決めちゃいましたm(__)m

オープン当時はイケメンと可愛いフロア担当が2人、料理人が1人、計3名の社員がいたのでクローズキッチンでも安心してました

でもこの3人が辞めた時は正社員3人分の人件費が1番の理由で大赤字だったので、リニューアル後の立て直しでは、人件費を適正にする為に社員は1名と決めてました

まずは止血から、、、

ご縁もあり、イケメンで誠実な店長兼料理人が決まったけど、基本的にはずっとクローズキッチンの中なのでフロアには立つ暇はない

クローズキッチンは店長の人柄がフロアから何も見えないんです、、、

そうなると店の顔となるのはアルバイトです

たまたまイケメンのカイトがアルバイトで決まったけど、ワインなんて飲んだ事もない恥ずかしがり屋ですしwww

さすがにワインバルの顔になるには重荷だったろうな

美容室でも飲食店でもファンを掴むには店よりの力は大きいですからね、、、

だからこそ、なるべく自称【接客のプロ】である僕も時間の許す限りフロアに立ちましたww

3・接客の難しさにぶち当たる

けっこう自信あったんです接客には

なんせ美容師現役時代は月間指名400名オーバー!

プロ中のプロですよ?笑笑

美容師より初対面の方を長い時間接客して、髪を切る仕事なんてなかなかないですからね

だから美容師はよく飲食店に行くとスタッフのダメとこが目につく事が多いのでは?

『俺ならもっとこうする』
『わたしならもっと笑顔の接客する』
とか思ったりしません??

僕はしょっちゅうありますし、もし自分がやったらもっと最高な接客をする自信があった

が!

実際にフロアに立つと全然違う!!

気づいたんです

美容室に髪を切りに来るお客様は希望のスタイルを伝える為にも美容師とある程度のコミュニケーションを取るつもりでいてくれてる

悩みも教えてくれるし、目も合わせてくれます

何より1対1ですからね

でも飲食店ってどうです??

わざわざオーダー取りに来た店員さんにコミュニケーションとるつもりで行きます??
悩み相談します??

ってかそもそも店員と喋りに来てるわけじゃなく友達と飲みに来てるんです

店員には基本注文するだけです

その注文時間にコミュニケーションを取る、、、

ハードル高い!

そして美容師との圧倒的な違いは

接客時間

美容師はカットだけでも約1時間も接客出来るんだから、そりゃ仲良くなれますよ

オーダーを取る時間は数分です

しかもメニュー表見ながらオーダーするお客様も多いので目すら合わない

ハードル高すぎ!

いや、マジで美容師でちょっと人気がある程度じゃ飲食店のカリスマ店員さんに全く敵わないと思うよ!

仲良くなるのが本当に難しかったm(_ _)m

4・想定外

想定外はいくつかありました

まずは思ったよりブレイスグループからの送客がうまくいかなかった

理由としてはやっぱりワインですかね、、、

若いスタッフはワインなんて飲まないし、若いスタッフのお客様は基本的には若い

ワインバルの話はしてくれないです笑笑

そんな話するなら指名にする為に美容の話をします

そして、経営者仲間も思ったより来てくれない

(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

これもワインです

かなりの確率で言われました
『ワイン飲むと次の日死ぬ』

そう、みんなワインの飲み方を知らないんです笑笑

ハイボールのようにガブガブ飲むから次の日は死ぬww

だから『ワイン=二日酔い』

ちなみに僕もそうでした笑笑

だからtoricoに飲みに来てくれてもハイボールばっかw

オーナー自らハイボール笑笑

そりゃワインバルとして人気が出るはずがない、、、

で、心入れ替えて自分がワインを詳しくなって、好きになる努力もした

みんなにもワインを好きになってもらおうと、まだあまり知られてないオレンジワインを仕掛けたり

少しずつオレンジが浸透してきたかなぁ〜
ってとこでコロナでした

今回のコロナはファンが付いてない店と、付いてる店が精選されましたね

toricoは間に合わなかった

ファンを付けれなかっただけ。

正直言えば、toricoは社員3名の時と違い、店長コーダイさんが食材ロスを減らす努力したり、バイトの時間を減らしたりして月々の赤字もかなり抑えられてましたし、そのまま生き残ろうと思えば閉店しなくてもよかったです

閉店した1番の理由は

5・もったいない

コーダイさんはスタッフ3名同時退社の大ピンチの時に出会いました。

見た目はチャラいのに?ww
真面目でコロナ禍で超絶暇な日が続いても、腐らずに一生懸命に働いてくれてたし、キッチンで働く栄子さん(母)にも、バイトのカイトにもしっかり愛情を持って接してくれてた

そんなコーダイさんをクローズキッチンに閉じ込めてるのが単純にもったいない

そう強く感じたんです

オープンキッチンでコーダイさんがになる店を一緒に作っていけたら絶対に良い店が出来るだろうなと感じたし、想像したらワクワクした

だからtoricoは閉店しました^ ^

後悔とか全くないです

ちょっと高い勉強代だったけど笑笑
約2300万( ̄∇ ̄)

って事で、今月からコーダイさんは(株)ブレイスに所属しながら最低3ヶ月、修行に出ます!!

次の挑戦は最短で1月中旬かな〜

toricoでの学びを糧に次こそは最高な場所を作ります!

人生が豊かになる店

^ ^

お楽しみに!!

って感じです^ ^

どうでしたか??
飲食店を考えてる理美容室オーナーの皆様

ね?

調子に乗らないほうがいいです
笑笑

オープンに約1000万
営業赤字で約1300万

これが今回の勉強代です

よく考えてから飲食業界に乗り込んでくださいww

最後になりますが

今まで

toricoを支えてくれた皆様

toricoでワインを好きになってくれた皆様

toricoで爆笑してくれた皆様

手伝ってくれた美容スタッフ達

キツい時に支えてくれたアリちゃん

そして何よりtoricoスタッフ

本当にありがとうございました

心から感謝します^ ^

またお会いしましょう

では!!

鈴木淳也ってどんな人??
はじめましての方はこちらから^ ^
↓↓
https://www.brace-suzuki.com/?p=28561

鈴木 淳也 Junya Suzuki

株式会社ブレイス/ビーリレーション株式会社 代表取締役社長

美容室「hair brace」「brick by brace」「knot hair&products」・メンズサロン「THE DAY cut&culture shop」・アイラッシュサロン「asot eye design」・飲食店「torico」を運営。
自身もhair braceのトップスタイリストとしてハサミを持つ傍ら、月間指名300人を目指す「美容師塾」の塾長、オンラインサロンNO LIMIT・ONEMILLION $・オーナーを務めている。
2010年、千葉県千葉市中央区の三越百貨店前に40坪サロン「hair brace」をオープニングスタッフ12人でスタート。
2012年、フロア拡大により保育士の駐在するキッズルーム、ネイルサロンを完備するトータル100坪サロンへ成長。
2013年、経営危機に、、、
美容師脳での経営に限界を感じ経営塾や自己啓発セミナーなどで経営者になる為の勉強をしV字回復
2016年、メンズオンリーサロンTHE DAY CUT&CULTURE SHOPをオープン。
40日後にアイラッシュサロンasötをオープン。
2018年、カラーに特化した美容室brick by braceをオープン。
2019年、knot hair&products成田店をオープン。
2019年5月 初となる飲食店toricoをオープン
離職率を下げ、人を育てることで着実に規模を拡大している。

座右の銘は
「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学ぶ」

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